【マジで会える】出会い系の実際のはなし

 

今、マッチングアプリで恋人を作る若者が

もの凄く多くて驚いています。

 

 

 

 

実際、藤巻治療所の若い患者さんもマッチングアプリ

（ペアーズ、Omiai、with、マッチドットコム、Tinderなど）で恋人を作って、

その恋人を治療所に紹介してくれます。

 

 

「すごい時代になったもんだ。。。」とボヤキながら、

オジさんは完全に時代の流れに乗り遅れております、はい。

 

 

昔、出会い系（死語？！）は完全に如何わしい欲望渦巻く無法地帯でした。

 

 

今のマッチングアプリは昔より治安が良くなったのでしょうか？

 

 

若い患者さんに聞くところによると、

マッチングアプリは月額でお金がかかるとのこと。

 

 

これは、

新宿御苑理論か？！

 

 

 

新宿御苑は数百円を支払うことで、

”治安”を買うことができる環境です。

 

 

無料と思われている公園で入場料を取って、

変な輩が入ってこないように

篩に掛けています。

 

 

そして、追い打ちをかけるかのような禁止事項。

 

お酒の持ち込みがNG、

ラジカセや楽器の持ち込みNG、

ペットも入っちゃいけない。

 

 

数百円払うだけで、

めっちゃ治安の良い環境を手に入れることが出来るというわけです。

 

 

若者はそんな治安の良くなったマッチングアプリで

恋人を安全に探しているようです。

 

 

そんな話を聞くたびに、

私は目を細くして少し目線を上に上げて

自分の過去を思い出すわけです。

 

 

 

今からかれこれ、２０年以上前。

 

 

 

NTT Docomoが広末涼子さんをメインキャラクターに採用して、

iモードなるサービスを展開していた頃の話です。

 

 

 

iモードは「携帯電話を使ったインターネットビジネスモデル」です。

 

 

様々な会社がこのiモードを使ってビジネス展開をし始めた

携帯インターネットビジネス創成期。

 

 

当時、待受画面、着信音などを購入できたりしたサービスです。

（昔過ぎて、記憶が曖昧です。）

 

 

そこで、

 

出会い系サービス

「魔法のiらんど」

 

というサービスがありました。

 

 

 

 

私は、エロいです！

 

そして、２０年前は

今とは比べものにならないくらい（性獣レベル）です！

 

 

そこで思いっきり邪で不純な動機のまま

「魔法のiランド」に登録しました。

 

 

↑こんな画面

 

 

なんてったって、

無料だったので！！

 

 

早速、何人かの女の子とメールでやり取りをして、

割と早い段階で１人の女の子とアポイントを取ることに成功しました。

 

 

女の子の希望で、

「愛甲石田駅の改札」で待ち合わせをすることになりました。

（小田急小田原線の駅で本厚木の隣駅。当時はマジで何もない駅でした。）

 

 

行っていると、

初対面の女の子は、

広末涼子さんよりも断然かわいい女の子でした。

 

 

 

 

好みか好みじゃないかと言うと

完全に好みのタイプで、

 

 

付き合いたいか付き合いたくないかと聞かれれば、

 

絶対に付き合いたいタイプの女の子でした。

 

 

 

（”2000年の持田香織が最強説”を私は唱えております、はい。）

 

 

そんな、かわいい女の子に、

 

 

『今日はどうしましょうか？

隣駅の本厚木なんですけど、美味しくて有名なイタリアンがあると友達から聞いたので、

そこに行きませんか？』

 

 

と、昨日読んだホットドックプレス「モテる人の会話術」を元に緻密に計算されたストックフレーズを駆使してトークを展開しました。

 

 

 

 

 

すると、

『ホテルに行きましょう。』

と言われました。

 

 

 

へ？！

 

 

 

状況がよく理解出来ずにいると、

女の子がもう一度、

 

『ホテルに行って、話を聞いてもらいたいです！』

 

と割と強めに言ってきたのです。

 

 

 

 

 

もう一度、言いますね。

 

 

 

 

私は、エロいです！

 

そして、２０年前は

今とは比べものにならないくらい（性獣レベル）です！

 

 

 

 

めちゃめちゃ可愛い女の子に、

「ホテルに行きましょう。」と言われている現実が

今まさに、目の前にあるわけです。

 

 

 

完全に、

スターを取ったマリオ状態

じゃないですか！！

 

 

 

 

 

 

最大限、ジェントルマンを装い、

ホテルに向かいました。

 

 

でも、でもですね。

 

 

用意周到の私でも、まさかの急展開に戸惑いを隠せませんでした。

 

 

途中のコンビニで相棒のオカモト君と待ち合わせをしなければなりません。

 

 

たまたまオカモト君も在宅中で、

オッケーと承諾してくれました。

 

 

 

女の子に付いていくと、

本当にホテルがあったんです。

 

 

それもめっちゃ豪華！！

 

 

 

女の子は、ホテルのフロントを通らず、

わき目もふらずに、エレベーターホールへ。

 

事前チェックインしていたんでしょうね。

 

 

エレベーターに乗り込みました。

 

 

指定された階に到着して、扉が開けば、

 

そこには、楽園が待っているわけです。

 

 

 

 

 

 

死んだ爺ちゃんが霊界で口を聞いてくれて、

可愛い女の子を私の目の前に運んでくれたに違いない。

 

 

 

目を瞑って、

先祖にマジで感謝する5秒前！

 

 

 

 

 

 

 

そして、、、

 

 

 

 

 

ついに、、、

 

 

 

 

 

いよいよ、、、

 

 

 

 

 

楽園に到着、、、

 

 

 

 

 

エレベーターを降りると、、、

 

 

 

 

 

 

そこは、

ネットワークビジネスの

セミナー会場

でした。

 

 

 

 

 

 

 

私と一緒に、

”自由な時間”と”余裕あるお金”を得ましょう！

 

 

と女の子に言われてからの記憶が一切ありません。。。

 

 

 

 

 

なので、私は、マッチングアプリと聞くだけで、

 

PTSD（心的外傷後ストレス障害）を発症してしまうわけです、はい。

 

 

 

せ、せ、せんせい！

ちゃんと僕の話、聞いてくれていますか？

そして、治療もやってくれていますか？

 

 

という若い患者さんの言葉で私はいつも過去から現実に戻ってきます。

 

 

よしっ！今日の絶対に”無理しない”ぞ！！

 

 

 

藤巻由崇